実験題目:バイオチップや微小実験ツール作製に有用なPDMS成型および3Dプリンティング技術
実施担当者:生体情報システム科学専攻,生体計測工学
鈴木正康 教授,入部康敬(工学部:技術職員)
実施日:令和2年9月1日(火)
実施場所:工学部大学院実験研究棟6階 鈴木研究室
受講人数:1人
実施内容:微細な立体構造体を簡単に作製できることから最近バイオ研究でも利用されることが多い2つの技術、PDMS 成型、及び3Dプリンティングの入門実習を行った。まず PDMS 成型技術と3Dプリンティング技術に関する基礎知識の講義を行ったのち、細胞チップのマイクロウェルアレイ形成に使われる30μm径の微細孔がアレイ状に並んだPDMSシートを各自が作製した。またこの形成に使われる鋳型についてもホトリソグラフィー技術で作製した。最後に蛍光微粒子を細胞のモデルとして用いてマイクロウェルアレイに配置した状態での観察を行った。また研究室に設置されている3Dプリンターを用いて動作説明を行い作製例を紹介した。今後各自の研究への活用が期待される。