アカデミアにおける先端医療開発の今とこれから
演者:水野 正明 名古屋大学医学部附属病院 先端医療開発部・部長
日時:2023/10/19(木)
場所:日医工オーディトリアム
参加人数:32名
【報告内容】
大学というアカデミアが、先端医療機器開発にどうようにしたら参画できるか、講演いただいた。
講演のポイントは以下であった。
・Academic researchを追求して論文を作成しても、それはproductにはならない。
・見込みのある研究結果がでたら、製品化にむけ方向修正が必要。そうでなければ、学理の追求はできてもproductはうまれない。
・また、見込みのある研究を大学側が各研究室の報告を探索し続けることが必要。
・Prudctつくりには、労力がかかるので大学組織としての強力なback upが必要。
・収益があがる見込みがでてきたら(大学発ベンチャー)、大学と契約して、収益の何割かを研究者にreturnする仕組みが必要。
本講演会には、学長、副学長、大学院担当理事、大学院課科長も出席いただいた。
(報告者 赤井 卓也)